元聖騎士団長でありながら《女神》殺しの大罪を犯したがために懲罰勇者となった。
優れた戦闘能力と統率力を持ち合わせ、戦闘の最前線で冷静に立ち回る。荒々しく凶暴なところはあるが、人を捨て置けない性格。

ザイロと契約を交わした剣の《女神》。聖剣や魔剣といった数多の剣を召喚する。自尊心が高く褒め称えられることを好む一方で、自己犠牲的な行動をしてしまうという《女神》らしい一面を持つ。頭を撫でられるのが好き。

第十三聖騎士団の団長。本来は《女神》テオリッタと契約するはずだった。真面目で正義感の強い聖騎士であるが、堅物なところがあり物言いも厳しい。《女神》のためなら自身の命も勇者の命も投げ捨てられる。

千件を超える窃盗事件を起こした史上まれに見るコソ泥。《女神》の棺からまったく無意味なものまで、あらゆるものを衝動的に盗もうとし、実際になんでも盗める技量を持つ。夜目が利き気配にも敏感だが、非常に臆病。

懲罰勇者9004隊の指揮官であり、王宮をサーカスに売り飛ばそうとした稀代の詐欺師。話術、詐術に長けるため、一見すると有能そうに見えるが、その実ヘラヘラしたただの根性なし。いつも慌てながら“悪い報せ”を伝えてくる。