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SENTENCED TO BE A HERO
解説記録
- オード・ゴギー
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魔王現象四十七号。クヴンジ森林に出現した魔王現象の根源となる魔王。巨大なゴキブリの姿をしており、まるで進軍する要塞である。特殊な力場を発生させることで雷杖のような聖印による攻撃を弾き、攻撃してきた者たちに撃ち返す。
- クヴンジ森林
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連合王国の北端に位置し、風雪が肌を刺すように吹きすさぶ森林地帯。ザイロたち懲罰勇者9004隊は、聖騎士団の撤退支援を命じられることになる。
- 聖印
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人類に多大な恩恵をもたらすため、「神々が人類に与えた叡智」と言われる。動力源である太陽の光を蓄積し、人間の意志と生命力を火種にして起動する。肉体や物体に刻まれ、形状によって発熱、放電、爆破などの効果をもたらすほか、身体強化や通信などにも使用される。聖印の正確さによって精度と出力が大きく変わるため、聖印の刻印は緻密な設計と職人芸が必要となる建築技術にたとえられる。
- 聖騎士(団)
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連合王国の一組織であり、《女神》を防衛し、兵器として運用する。各部隊とも貴族の後ろ盾があり、その威光を示すために紋章を掲げている。
- 懲罰勇者
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勇者となった罪人のこと。魔王現象との戦いの最前線に駆り出され、決して解放されることはなく、死ぬことすら許されずに戦い続けなくてはならない。蘇生を繰り返されることで、人間性や記憶を失っていく。
- フーア
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魔王現象の影響を受けたカエルが巨大な異形と化した存在。人間の大人ほどある体高とぶよぶよした体からは想像がつかない高い機動力を持つ。極めて獰猛であり、飛ぶように跳ねながら獲物に食らいつく。
- 異形
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魔王現象によって怪物化した生物。人間を含むさまざまな生物が異形化することがわかっており、異形ごとに性質が異なる。共通点は、ほかの生命体へ見境なく攻撃する凶暴性。基本的には知性がなく動物的な行動しかとれないが、頂点に立つ魔王に従い群れとしての強さを発揮する。
- 魔王
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魔王現象の核となる存在。周囲を汚染しながら移動し、汚染された生物は異形化する。その形態はさまざまだが、どの魔王も確かな知性を持って戦術的に行動する。
- 魔王現象
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人類が太古から断続的に戦い続けてきた、異形を生み出す現象。魔王を触媒としてさまざまな生物を異形化させながら、軍勢となって人類に襲いかかってくる。ザイロたちは「第四次魔王討伐」の時代に生きている。
- 《女神》
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太古に生み出された生体兵器であり、魔王に対抗するための最高戦力。《女神》はこの世に11人が現存し、それぞれが魔王現象に対抗する「何か」を異界から召喚する。その能力はさまざまだが、どの《女神》もプライドが高く、褒め称えられることに喜びを見いだし、人類に奉仕しようとする共通点がある。女神との契約は必ず一対一で結ばれ、契約の破棄には《女神》と聖騎士がともに破棄を宣言するか、《女神》が死ぬかのどちらかしかない。
- 《女神》の棺
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魔王現象の出現に応じて目覚めた《女神》が、役目を終えたのちに眠りにつく棺。どうしてか、テオリッタは覚醒していない状態で棺に入ったまま輸送されていた。
- 勇者刑・勇者
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勇者刑とはもっとも重大な刑罰であり、勇者となった罪人は魔王現象との戦いの最前線に駆り出される。決して解放されることはなく、死ぬことすら許されずに戦い続けなくてはならない。蘇生を繰り返されることで、人間性や記憶を失っていく。
- 雷杖
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聖印の刻まれた杖。聖印によって雷を放つが、射線と焦点を設定するためには熟練の技術が必要とされる。種類もさまざまで、ドッタが使用する歩兵用の雷杖のほか、「砲」と呼ばれる設営型の大型杖・迫撃印群や、射程距離の長い射撃用の雷杖などがある。
- 連合王国
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約30年前、魔王現象による侵略が本格化したことで、5つの国家が統合され連合王国が成立した。人類に残された唯一の国家である。